ＴＥＬＥＦＵＮＫＥＮの直熱片波整流管ＲＧＮ１３０４です。 ＴＥＬＥＦＵＮＫＥＮでも最初期の整流管の１本で、３極出力管のような外観を持つ整流管です。
外観は、アメリカの２４５（４５の旧ナス管）を若干太くしたようなナス管形状で、内部はニッケルプレートの表面に銀色の梨地仕上げが施されいます。
フィラメントは、初期のＲＥ６０４と同様、直線状のものを何回も平行に固定した構造になっており、全体にＴＥＬＥＦＵＮＫＥＮらしい造りの良さが見られます。
規格は、フィラメント電圧４Ｖ １Ａ、プレート電圧４００Ｖで６０ｍＡとなっています（５００Ｖ １００ｍＡとしているチューブマニュアルもあります）。

内部は今回別に出品していますＲＥＮ１１０４同様、デュメット線がまだ無い時代の製品で、足ピンもスリットタイプとなっています。 ベースはＰＸ４などと同じＵＦ４ピンベース。
１９２０年代後半頃の製品。 ＴＥＬＥＦＵＮＫＥＮのトップチップの整流管は大変貴重で、現在では現地でも入手困難となっています。
どちらもトップチップ部分にカケ等はありません。 概ねベースの高さ分だけ高さが異なります。
どちらもゲッタの減少も見られず、動作は確認済みの新同品です。
入札価格は２本セットの価格です。 ノークレームでお願いします。

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